2007/11/29 [木]
先日、sqlite 3.5.2 が出ていることをお伝えしたばかりですが、なんと次のバージョン sqlite 3.5.3 が公開されています。ダウンロードは、いつものページからできます。今回のバージョンの変更点は、次のとおりです。
- SELECT が混じっている "INSERT INTO ... SELECT ..." 文に長くあったバグ修正
- BEFORE トリガの中で使用されるような RAISE(IGNORE) に長くあったバグ修正
- ~ 演算子に対する演算子優先順位を修正
- Win32 で存在しないファイルを削除しようとしたときエラーを返さない
- クオートされるべき照合順序名を許可する
- sqlite3_prepare_v2() を使用するよう TCL インターフェースを修正
- malloc() の失敗に続いて起こる複数のバグを修正
- sqlite3_step() を NULL パラメータで呼び出したとき、クラッシュする代わりに sqlite3_step() が SQLITE_MISUSE を返す
- FTS3 は今や SQLite メモリ管理ルーチンを排他的に使用する。FTS3 モジュール単一化ファイルは、FTS3 と SQLite 両方を含んでいる特大の単一化ファイルを生成するため、SQLite モジュール単一化ファイルに追加されることがあるようになった。
- 適切なインデックスが有効でオプティマイザがその使用に優位性があるかもしれないと考えたとき、DISTINCT キーワードはたまに INDEX を使用するようになった。
by seclan