2006/11/01 [水]
ついに Firefox 2.0 が 10/26 にリリースされました。これは Firefox という名前でリリースして初めてのメジャーバージョンアップになります。大きな変更点は Firefox の UI がらみが中心です。Gecko エンジンは 20061010 のものになりました。ちなみに、ユーザエージェントは 「Mozilla/5.0 (Windows; U; Windows NT 5.1; ja; rv:1.8.1) Gecko/20061010 Firefox/2.0」となりました。リリースノートを読むと、以下の変更点があるようです。
- 外見の刷新
- 組み込みのフィッシング対策機能
- 拡張された検索能力
- 改良されたタブブラウジング
- ブラウジングセッションの再開
- Web フィードのプレビューと購読
- インラインスペルチェック
- ライブタイトル
- 改良されたアドオンマネージャ
- JavaScript 1.7
- 拡張された検索プラグイン形式
- 拡張機能システムの改良
- クライアントサイドセッションおよび永続ストレージ
- SVG テキスト
- 新しい Windows 版インストーラ
メジャーリリースとなり、さまざまな変更が加えられたことから、いままで使えてきた拡張機能が使えなくなったりしています。livehttpheaders もそのような拡張の一つです。この拡張はページ表示時に送信した http ヘッダとその応答を「ページ情報」のウィンドウに表示できると言う拡張です。これも動かなくなりました。しかし、非公式ですが動作するようにしたパッチが出ているので、それを使うことで対応できます。
また本日、Firefox 1.5.0.8 のリリースが予定されています。日本時間では夜もしくは深夜になるのでしょうか。基本的にはメンテナンスリリースとなりますので、変更点はほとんどバグ修正になると思われます。Firefox 2.0 は、まだちょっとと言う方は、こちらを使うのがよいでしょう。
by seclan