2000/11/04 [土]
DOS や Windows では、漢字は Shift JIS で扱っています。この Shift JIS という方式は、JIS コードを文字どおり Shift として扱う方式です。つまり JIS コードの 0x2121-0x7e7e の範囲のコードを次の表の1面と書いてある領域にそのまま順番に対応づけて表現します。
今回の JIS X 0213 では、面が 2 つ定義されました。1面は今までの JIS X 0208 と同じ領域、そして 2面が新しく漢字用に新設された領域です。この 2面は従来拡張領域とされてきた第一バイト F0h-FCh の領域にマップします。しかし一つ問題があります。2面は EUC との兼ね合いから 1, 3〜5, 8, 12〜15, 78〜94区という非連続な領域が使用されているので、このままではうまく対応づけできません。そこで、2面は下の表にある対応で変換することになりました。この結果、JIS X 0213 を SJIS で表現したときには、文字コードの順番が保存されなくなることがあります。
第一バイト | 第二バイト | 文字数 | 備考 |
---|---|---|---|
81h-9Fh | 40h-7Eh,80h-FCh | 5828 | JIS X 0213 1面 |
E0h-EFh | 40h-7Eh,80h-FCh | 3008 | |
F0h-FCh | 40h-7Eh,80h-FCh | 2444 | JIS X 0213 2面 |
今回の JIS X 0213 では、面が 2 つ定義されました。1面は今までの JIS X 0208 と同じ領域、そして 2面が新しく漢字用に新設された領域です。この 2面は従来拡張領域とされてきた第一バイト F0h-FCh の領域にマップします。しかし一つ問題があります。2面は EUC との兼ね合いから 1, 3〜5, 8, 12〜15, 78〜94区という非連続な領域が使用されているので、このままではうまく対応づけできません。そこで、2面は下の表にある対応で変換することになりました。この結果、JIS X 0213 を SJIS で表現したときには、文字コードの順番が保存されなくなることがあります。
第二\第一 バイト | F0h | F1h | F2h | F3h | F4h | F5h | F6h | F7h | F8h | F9h | FAh | FBh | FCh |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
40h〜9Eh | 1 | 3 | 5 | 13 | 15 | 79 | 81 | 83 | 85 | 87 | 89 | 91 | 93 |
9Fh〜FCh | 8 | 4 | 12 | 14 | 78 | 80 | 82 | 84 | 86 | 88 | 90 | 92 | 94 |
by seclan