2006/09/28 [木]
オブジェクト型の基本は Object ですが、そこからユーザが派生させて自由に新たな型を作成できます。あらかじめ Javascript 実行時に使用可能なネイティブオブジェクトのうち、リテラル表現を持つ四つの型は次のとおりです。
型 | 値の例 | 注釈 |
---|---|---|
Object | { id:exp, "numval":2, 2:"str" } | { } の中に、idや文字列、数字をラベルとして記述し、: を書き、その後にそれ用の値を書くことでオブジェクトリテラルを宣言できる。それぞれは , で区切って並べる。 |
Function | function test(p1,p2){ return p1+p2; } | function キーワードを用いて関数オブジェクトを宣言できる。関数名は省略可能。その場合匿名関数となる。 |
Array | [ 1, "2", val3] | [ ] の中に , で区切った値を並べると、配列になる。一番初めの値から順番に 0, 1, 2,.. のようなラベルが付加される。この場合、{ 0:1, 1:"2", 2:val3} と宣言したのと同じような感じになる。ただし Object 型とは少し扱いが異なっているので完全に同一ではない。 |
RegExp | /[_$a-zA-Z][_$a-zA-Z0-9]*/i | / / で区切った中に正規表現を記述すると、正規表現オブジェクトになる。 |
関数呼び出しのとき、基本型は値渡し、オブジェクト型は参照渡しで引数が渡されます。
by seclan