Mozilla Firefox 3 になってから、何やらやたらディクスを食うようになりました。何に消費されているのか見てみると、プロファイルディレクトリにあるブックマークや履歴を管理している places.sqlite というファイルや、それよりも巨大で数十メガを使っている Windows のプロファイルディレクトリ %USERPROFILE%\Local Settings\Application Data\Mozilla\Firefox\Profiles\xxxxx\ の urlclassifier3.sqlite というファイルがあります。places.sqlite はともかくとして、urlclassifier3.sqlite とは何でしょう。
実は、このファイルは危険な URL を管理・保存しているファイルなのです。リンククリックなどでページ移動しようとすると、この URL は危険なサイトですと出る、アレです。それらの URL が格納されています。実は、Fifefox3 はブラウザを起動していると、ある間隔でこっそり google 社管理のとあるサーバに接続し、更新された危険 URL データをダウンロードして、urlclassifier3.sqlite を更新しているのです。
勝手に Google に接続するのが嫌だ、このような巨大ファイルを使いたくないと言う場合、この機能を無効化することでファイルを更新しなくなるようにすることができます。その方法は、メニューの「ツール」−「オプション」−「セキュリティ」で、「攻撃サイトとして報告されているサイトを表示するときに警告する」と「偽装サイトとして報告されているサイトを表示するときに警告する」の両方のチェックを外し、機能を使用しないようにします。
関連
- Mozilla Firefox 3 で URL 履歴の数を制限する方法
- Mozilla Firefox 3 で URL 履歴を指定期間で必ず無効にする方法
- Mozilla Firefox 3 で URL 中のマルチバイトと cgi パラメータ部のマルチバイトの符号化形式が異なる問題
- Mozilla Firefox 3 でタブやツールバー、ブックマークに favicon を表示しない方法
- Mozilla Firefox 3 でロケーションバーに文字を入力した後、結果がロケーションバーに表示される検索機能が実行されるまでの時間を指定する方法
- Mozilla Firefox 3 でロケーションバーのドロップダウンに表示される項目の検索対象元を指定する方法
- Mozilla Firefox 3 でロケーションバーのドロップダウンに表示される項目の検索対象検出方法を指定する方法