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・プログラミング言語 C の新機能 Part XLIII: COMPLEX#1: _Imaginary 型 (2000/02/07 [])
 _Imaginary 型は、複素数における虚数部の値を示すための型で、マクロ __STD_IEC_559_COMPLEX__ が定義されている環境だけで使用することができます。このマクロは _Imaginary 型の仕様が informative な仕様 (Annex G) であることを認識する必要から存在しています。
 _Imaginary 型も _Complex 型と同様に次に示す型の総称です。
  float _Imaginary, double _Imaginary, long double _Imaginary
意味も _Complex 型と同様に、_Imaginary の前のそれぞれが複素数の虚数部の実際の数値の型を示しており、その型の表現はその浮動小数点型と同一です。例えば、double _Imaginary なら、その実際の型の構造は double 型と同一です。
 次にキャストについて説明します。まず、浮動小数点数を _Imaginary にキャストすると、それは (_Imaginary)+0.0 という値になります。また、_Imaginary 型の値を浮動小数点型にキャストすると、その値は +0.0 になります。_Imaginary 型の値を _Complex 型にキャストする場合には、変換後の _Complex の実数部は +0.0、虚数部はその _Imaginary 型の値になります。そして、_Complex 型の値を _Imaginary 型にキャストする場合、_Complex 型の実数部は捨てられ、虚数部がその結果として残ります。
 次は、複素数に関する四則演算について説明します。


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