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Last update: 2001/10/18
(c)2001 seclan. All rights reserved. Homepage: http://seclan.dll.jp/ E-mail: seclan[ここはアトマークに置き換えてください]dll.jp 本ホームページの公式 URL の変更を決定しました。旧 URL は http://seclan.i.am/ でしたが、新しい URL は http://seclan.dll.jp/ になります。 では、なぜここに「リンクを張るとホームページが移動しても安心です」などと言って「お約束」のページに書いてあった URL を変更するはめになったかという簡単な顛末でも記録として記しておくことにしましょう。 そもそも、本サイトは geocities の一つのサイトとして誕生しました。まぁ、せっかく開店するわけですから、自分も気軽に来れる方がよいわけです。そのためには、URL を入力する必要があります。しかし、geocities の URL は、(御存知の方も多いと思いますが) 非常に覚えにくく、入力しづらい URL です。そこで何とか楽にサイトに到達する方法はないかと考えるわけです。 そんな時に、easy.to/REMEMBER というボランティアで運営している転送屋がある事を知りました。料金は無料 (ただし URL 転送のとき広告が出る) でした。ここでは、easy.to/userid や come.to/userid、i.am/userid などという URL を入力すると、その URL に関連付けて登録してある別の URL をブラウザが見るように指示してくれるというものです。しばらくすると、userid.easy.to や userid.come.to、userid.i.am といったドメイン名だけでも転送してくれるようになりました。また URL だけではなく seclan i.am といった形式のメールアドレスも転送してくれてました。 これは非常に便利です。そのようなことで、seclan.i.am という転送アドレスを登録して使用するようになりました。使用感は大変快適で、たまにサーバが落ちていることもありましたが、その場合でもサイトにきちんと障害報告が出ていて好感が持てました。どうも PC 一台 + FreeUNIX という組み合わせのようでしたが、なかなかがんばってくれました。こうして幸せな時がしばらく続きました。しかし、結局その幸せも長くは続かなかったのです。 ある時、easy.to/REMEMBER のサービスを止めて、V3 という営利企業に引き渡すというメールが入りました。運営した人が、飽きてしまったのか、管理が大変になってしまったのか、他に何か問題があったのかはわかりませんが、とにかく同業他社である V3 にサービスを渡すことにしたのです。そしてしばらくの後に V3 に移動させられました。 V3 は easy.to/REMEBER とやっていることは同じで、URL 転送とメール転送を持っており、URL 転送のときには広告が出るというものでした。ただ、V3 についてはあまり良い評判を聞いていなかったので、あまり行きたくなかったのですが、仕方がありません。移動後メールの転送で障害が発生。V3 では障害報告といったたぐいのことを一切行っていないので、いったいいつから発生してどんな状況なのかというのもさっぱりわかりませんでした。 で、それも解決されしばらく平和にメール転送ができていればよかったのですが、そのあとも断続的に落ちたり、あまり安定していませんでした。ただし URL 転送だけはほとんど問題がなかったようです。そして 2000年の8月頃からは落ちている頻度とそれに伴い落ちている時間が非常に長くなってきました。結局それから一年ぐらいはほとんどメール転送は使い物にならない状態になったけど、それでもフリーだからということで使い続けてはいました。 そんな状態で 2001年9月7日、突然 i.am ユーザに対し有料化の通告が行われました。他の easy.to や come.to などはそのままで、i.am ユーザのみです。これは gTLD (Global Top Level Domain) で .name というのがありますが、それを意識したものと思われます。.name では、yamada.taro.name という形式のドメインを取得することができます。V3 では、.name があんなことで儲けることができるというのなら、うちには .i.am があるのでこれで儲けてやれということなのでしょう。 金額は、通常 i.am を登録すると $29.95/year だけど、このまま登録すれば、特別価格 $17.95/year ですむよということでした。提供されるサービスは、URL 転送または IP アドレス指定、メール転送。転送できる個所はおそらく、現在のシステムと同じ 1 ヶ所なのでしょう。たいしてできることは変わっていないのです。 なんか、フリー上がりで有料化しているところは、はじめから有料のところに比べてサービスがしょぼい所が多いですが、この V3 も例外ではありません。.name ではありませんが (というか現段階ではまだサービス開始してない) 、.com や .org などでは、登録費に加え、URL / メール転送サービス付きで $9/year 位の所も存在しています。しかもこちらは生っ粋のドメインですから、不満なら他の転送サービスに切り替えることができます。しかし、V3 のやつは...。それに、件の有料化通告のメールの広告では「ROBUST EMAIL FORWARDING」なんてうたってますが、今までの V3 の「実績」からすれば全く信じられません。 そのうちに最終通告が来ました。9月28日までに金を払わなければアカウントを取り上げるとのことです。でも到底これにお金を払う気分にはなれません。ということでほっておきました。で結局 10月の第1週後半にこれまで数年間愛用してきた seclan.i.am があっさり消されてしまったわけです。 |
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